はじめに
大人の歯科矯正を始めるときに多くの人が気になるのが「どれくらいの期間がかかるのか?」「抜歯は必要なのか?」という点だと思います。
私自身も矯正前にネットで色々と調べましたが、実際にやってみると想像と違った部分も多くありました。ここでは、私の体験をもとに 抜歯本数 や 実際にかかった期間 をまとめます。
抜歯した本数と理由
私の場合は、
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親知らず:4本すべて抜歯
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過剰歯:1本抜歯
合計で 5本抜歯 しました。
親知らずは矯正前に全て抜くよう指示がありました。また、レントゲンで偶然見つかった過剰歯も矯正の妨げになるため、大学病院での全身麻酔手術で同時に抜歯しました。
矯正にかかった期間(実体験)
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抜歯〜装置をつけるまで:約3か月
(手術の経過観察や傷の治癒待ちが必要でした) -
装置をつけてから歯が動いてきたと実感するまで:約半年
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全体的に歯並びが整いはじめたと感じたのは:1年〜1年半
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治療完了までの予定:約3年
最初は「2年くらいで終わる」と説明を受けていましたが、実際には抜歯や経過観察の期間も含めると、3年以上かかる見込みになりました。
治療が長引く要因
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抜歯本数が多い(親知らず+過剰歯)
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大人の場合、歯の移動が子どもよりも遅い
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経過観察や調整のたびに小さな後ろ倒しがある
これらが積み重なり、当初の見込みより時間が延びるケースが多いようです。
まとめ
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抜歯本数:親知らず4本+過剰歯1本=合計5本
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矯正開始からの期間:完了見込みは約3年
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大人の矯正は想像以上に時間がかかる
数字で見ると「大変そう」と思うかもしれませんが、歯並びが整っていく実感は毎日のモチベーションになります。これから矯正を考えている方は、余裕をもった期間を想定しておくと安心です。