デンタルケア

大人の歯科矯正のメリット・デメリットを体験談つきで徹底解説

はじめに

「大人になってから矯正を始めても遅いのでは?」と思う方は多いのではないでしょうか。私自身も30代で矯正を始める前は、費用や痛み、生活への影響に不安を感じていました。ですが、実際に経験してみると、見た目や健康の改善など大きなメリットがありました。

本記事では、私の体験談を交えながら、大人の歯科矯正のメリットとデメリットを整理して解説します。


大人の歯科矯正のメリット

1. 見た目が改善する

矯正の最大のメリットは、やはり歯並びや横顔の印象が良くなることです。歯並びが整うと笑顔に自信が持てるようになり、人前で話す場面でも気後れしなくなりました。
→ 詳しくはこちらの記事も参考にどうぞ:
大人の歯科矯正で顔は変わる?横顔・輪郭の変化を徹底解説

2. 虫歯や歯周病予防になる

歯並びが悪いと、どうしても磨き残しが出やすくなります。矯正前はデンタルフロスを通しにくい箇所があり、よく歯ぐきが腫れていました。矯正後はブラッシングがしやすくなり、口内環境の改善を実感しています。

3. 噛み合わせ改善で健康にも良い影響

噛み合わせが整うと食べ物をしっかり噛めるようになり、胃腸への負担が減ります。さらに私は肩こりが軽減しました。矯正は見た目だけでなく、全身の健康にも良い影響を与えると感じました。


大人の歯科矯正のデメリット

1. 費用が高い

最も現実的なデメリットは費用です。私の場合は全体矯正で約80万円かかりました。医療費控除を利用できるとはいえ、経済的な負担は小さくありません。
→ くわしくはこちら:
大人の歯科矯正にかかる費用はいくら?【体験談つき】

2. 治療期間が長い

大人の矯正は歯の動きが子供より遅いため、平均2〜3年ほど必要です。私も2年半かかりました。長期間通院が必要になる点は覚悟しておくべきです。
→ 治療期間については以下で詳しく解説しています:
大人の歯科矯正にかかる期間はどれくらい?【体験談と一般的な目安】

3. 食事や会話に制限が出る

ワイヤー矯正中は食べ物が装置に挟まりやすく、外食時に気を使いました。発音もしづらい時期があり、最初の数か月は少しストレスを感じました。
→ 食事の工夫についてはこちらで詳しく紹介しています:
歯科矯正中におすすめの食べ物・避けたい食べ物まとめ


体験談:30代で矯正を始めた私の場合

私は見た目のコンプレックス解消と、将来の歯の健康を守りたいという思いから矯正を決意しました。最初の1年は痛みや違和感がありましたが、少しずつ歯が動いていくのを実感でき、モチベーションになりました。

治療終了後は笑顔に自信が持てるようになり、会話や写真撮影も楽しめるようになりました。矯正後の歯並びをキープするためにリテーナーの装着も欠かせません。
→ リテーナーについてはこちら:
ワイヤー矯正後に必要なリテーナーとは?種類と注意点まとめ
矯正後の歯並びをキープする方法|習慣・リテーナー・定期検診の重要性


まとめ

大人の歯科矯正には、見た目や健康に大きなメリットがある一方で、費用や治療期間といったデメリットも存在します。私の経験から言えるのは、「少しでも気になっているなら早めに始めるのがおすすめ」ということです。

まずはカウンセリングで、自分に合った治療法や費用の目安を確認してみてください。